2/23 TRUSTDOCK, Agora
副業先のプロジェクトで、開発部門からの質問に回答する一次受けをしてほしいと依頼がありました。大変そうですねぇ。
今までのやりとりから機能をキャッチアップしていく中で、TRUSTDOCKやAgoraを利用していることを知りました。詳しくなかったので概要把握しとこうと思い調べました。
TRUSTDOCK...オンライン上で本人確認サービスを提供
Agora...オンライン上で音声通話やビデオ通話などリアルタイム通信サービスを提供
TRUSTDOCK
TRUSTDOCK(トラストドック)は、オンライン上で本人確認(KYC:Know Your Customer)を行うためのサービスを提供する企業。金融機関やビジネス企業、不動産業界など、様々な業界で利用されている。
TRUSTDOCKの本人確認サービスは、個人が自宅にいながら、スマートフォンやパソコンを使って本人確認を行うことができる。具体的には、本人確認書類(パスポート、運転免許証、住民基本台帳カードなど)を撮影し、顔認証を行うことで本人確認が完了。本人確認が完了すると、TRUSTDOCKはその情報を保有せず、暗号化して金融機関やビジネス企業に提供する。
TRUSTDOCKの本人確認サービスには、以下のような利用方法がある。
- 金融機関による口座開設やクレジットカードの申請などの本人確認
- ビジネス企業による新規顧客登録や本人確認
- 不動産業界における入居者や購入者の本人確認
- オンライン上での高額取引などの本人確認
TRUSTDOCKの本人確認サービスには、高度な顔認証技術やセキュリティ技術が用いられており、高い精度と安全性を誇っている。また、多言語対応も行っているため、海外からの利用も可能。
TRUSTDOCKの競合比較
TRUSTDOCKの競合としては、以下のような企業が挙げられます。
- KYCチェックサービスを提供する企業
- Shufti Pro
- Onfido
- Jumio
- Veriff
- IDnow
- 電子署名サービスを提供する企業
- 本人確認に特化したサービスを提供する企業
- Authenteq
- VerifID
- Veriff
- ID.me
- Civic
これらの競合企業とTRUSTDOCKを比較すると、TRUSTDOCKは主に顔認証に特化した本人確認サービスを提供している点が特徴的。また、TRUSTDOCKは日本市場に特化しており、日本国内の法的要件や文化に合わせたサービスを提供している。
一方で、TRUSTDOCKの強みである日本市場特化が競合に比べて海外展開が難しい点や、多様な本人確認サービスを提供する競合と比べるとTRUSTDOCKのサービス範囲が狭い点が課題となる場合がある。
Agora
Agora(アゴラ)は、リアルタイム通信技術のプラットフォームを提供する企業。音声通話、ビデオ通話、リアルタイムチャットなど、様々なリアルタイム通信サービスを提供している。
Agoraのプラットフォームは、スケーラブルで柔軟性の高いリアルタイム通信機能を提供しており、高品質な通信を実現している。また、グローバルなネットワークを持っており、世界中のユーザーにサービスを提供している。
Agoraの利用方法としては、以下のようなものがある。
- ビデオ通話アプリやオンライン授業システムに組み込むことで、リアルタイムでの映像や音声の配信を実現する。
- リアルタイムチャットアプリに組み込むことで、ユーザー間のリアルタイムコミュニケーションを実現する。
- インタラクティブなライブストリーミングサービスを提供する。
- ゲームに組み込むことで、複数プレイヤーのリアルタイム対戦やチャットを実現する。
- IoT(Internet of Things)デバイスとのリアルタイム通信を実現する。
Agoraのプラットフォームは、APIを提供しており、簡単に導入することができる。また、開発者向けにドキュメントやチュートリアル、サポートも提供しており、開発効率を向上させることができる。
Agoraの競合比較
Agoraの競合としては、以下のような企業が挙げられる。
- WebRTCを利用したリアルタイム通信サービスを提供する企業
- Twilio
- Vonage
- Kurento
- OpenTok
- TokBox
- ビデオ通話プラットフォームを提供する企業
- ゲーム向けのリアルタイム通信技術を提供する企業
- Photon
- PlayFab
- Nakama
- GameSparks
- PubNub
これらの競合企業とAgoraを比較すると、Agoraはスケーラビリティとパフォーマンスの高さが特徴的。Agoraは、グローバルなネットワークを持ち、多数のユーザーを支えることができるため、大規模なリアルタイム通信サービスを提供することが可能。
一方で、競合企業と比較すると、Agoraの価格が高めであることが課題となる場合がある。また、競合企業にはビデオ通話やWebRTCに特化したサービスを提供するものがあるため、Agoraとの差別化が課題となる場合がある。